スマホ代を安くしたいと思って調べていると、「格安SIM」という言葉をよく見かけます。
ただ、はじめて乗り換える人にとっては、「本当に安くなるのか」「通信速度は大丈夫なのか」「今のスマホはそのまま使えるのか」など、不安も多いはずです。
この記事では、格安SIMの基本からメリット・デメリット、選び方、乗り換え前に確認したいポイントまで、初心者向けにわかりやすく解説します。
格安SIMとは?
格安SIMとは、大手キャリアよりも比較的安い料金で使えるスマホ通信サービスのことです。
SIMカード、またはeSIMをスマホに設定することで、電話やインターネット通信が使えるようになります。
大手キャリアにはドコモ、au、ソフトバンクなどがあります。一方で、格安SIMには楽天モバイル、ahamo、povo、LINEMO、IIJmio、mineoなど、さまざまなサービスがあります。
最近は「格安SIM」という名前でも、単純に安いだけではありません。大手キャリアのオンライン専用プランや、使い方に合わせて料金を調整できるサービスも増えています。
格安SIMが安い理由
格安SIMが安い理由は、店舗運営やサポート体制をシンプルにしているサービスが多いからです。
たとえば、申し込みやプラン変更をオンライン中心にしたり、料金プランを少なくして管理コストを抑えたりしています。
また、自社で全国すべての通信設備を持つのではなく、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供している会社もあります。
そのため、毎月の料金を安くしやすい一方で、店舗サポートや対面相談は大手キャリアより少ない場合があります。
格安SIMのメリット
毎月のスマホ代を安くしやすい
格安SIMの一番大きなメリットは、毎月のスマホ代を抑えやすいことです。
大手キャリアで月7,000円前後かかっていた人が、使い方に合うプランへ乗り換えることで、月2,000円から4,000円ほど安くなるケースもあります。
もちろん使うデータ量や通話時間によって変わりますが、家計の固定費を見直したい人にとって、スマホ代は効果が出やすい項目です。
使い方に合わせて選びやすい
格安SIMには、少量データ向け、大容量向け、通話重視、サブ回線向けなど、さまざまなプランがあります。
たとえば、家ではWi-Fiを使う人なら小容量プランで十分な場合があります。反対に、外で動画をよく見る人なら大容量プランや無制限に近いプランを選ぶと安心です。
自分の使い方に合わせて選べる点は、格安SIMの大きな魅力です。
今のスマホをそのまま使える場合がある
格安SIMへ乗り換えるとき、必ずスマホを買い替える必要はありません。
今使っているスマホが乗り換え先の回線に対応していれば、そのまま使えることがあります。
ただし、対応端末やSIMロックの有無は事前確認が必要です。申し込み前に、各サービスの公式サイトにある「動作確認済み端末」を必ず確認しましょう。
格安SIMのデメリット
店舗サポートが少ない場合がある
格安SIMはオンライン手続きが中心のサービスも多く、対面で相談できる店舗が少ない場合があります。
スマホの初期設定や乗り換え手続きに不安がある人は、サポートの手厚さも比較して選ぶことが大切です。
通信速度が時間帯によって変わることがある
格安SIMの中には、昼休みや夕方など利用者が多い時間帯に通信速度が落ちやすいものもあります。
ただし、すべての格安SIMが遅いわけではありません。大手キャリアのオンライン専用プランや、自社回線を持つサービスなど、安定性を重視した選択肢もあります。
速度が心配な人は、料金だけでなく、利用エリアや口コミ、回線の特徴も確認して選びましょう。
キャリアメールが使えなくなることがある
大手キャリアのメールアドレスを使っている場合、乗り換え後にそのまま使えなくなることがあります。
最近はメール持ち運びサービスもありますが、有料の場合があります。
乗り換え前に、Gmailなどのフリーメールへ移行しておくと安心です。
格安SIMが向いている人
格安SIMは、次のような人に向いています。
- 毎月のスマホ代を安くしたい人
- 店舗よりオンライン手続きで問題ない人
- 自分のデータ使用量をある程度把握している人
- Wi-Fiをよく使う人
- 料金プランをシンプルにしたい人
特に、家族全員のスマホ代を見直したい場合は、1人あたりの節約額が小さくても、合計では大きな節約につながります。
格安SIMが向いていない人
一方で、格安SIMが合わない人もいます。
- 店舗で直接相談したい人
- スマホ設定がかなり苦手な人
- 通信速度を最優先したい人
- キャリアメールを絶対に使い続けたい人
- 家族割や光回線セット割を強く使っている人
このような人は、無理に最安プランを選ぶより、サポートや安定性を重視したサービスを選ぶ方が満足しやすいです。
格安SIMを選ぶときのポイント
1. 毎月使うデータ量を確認する
まずは、自分が毎月どれくらいデータ通信を使っているか確認しましょう。
スマホの設定画面や、現在契約しているキャリアのマイページで確認できます。
月3GB以内なら小容量プラン、月20GB前後なら中容量プラン、動画やテザリングをよく使うなら大容量プランを検討するとよいでしょう。
2. 通話の使い方を確認する
電話をよく使う人は、かけ放題オプションの有無も重要です。
短い電話が多い人は5分かけ放題、長電話が多い人は完全かけ放題を検討しましょう。
通話をほとんど使わない人は、通話オプションを付けない方が安く済む場合があります。
3. 使いたいスマホが対応しているか確認する
今のスマホをそのまま使う場合は、乗り換え先の公式サイトで動作確認済み端末を確認します。
特にiPhoneは使えるケースが多いですが、古い機種や海外版端末では注意が必要です。
Androidスマホは機種によって対応回線が異なるため、必ず確認しましょう。
4. サポートの受けやすさを見る
料金が安くても、困ったときに解決できないとストレスになります。
チャットサポート、電話サポート、店舗サポート、よくある質問ページなど、自分に合うサポートがあるか確認しましょう。
初心者の場合は、多少料金が高くてもサポートがわかりやすいサービスを選ぶのも良い判断です。
乗り換え前に確認すること
格安SIMへ乗り換える前に、次の点を確認しておきましょう。
- 現在の契約プラン
- 毎月のデータ使用量
- 解約金や端末代の残り
- MNP予約番号が必要かどうか
- スマホのSIMロック状態
- 乗り換え先の対応端末
- キャリアメールの扱い
特に端末代の分割払いが残っている場合、乗り換え後も支払いが続くことがあります。
また、MNPワンストップに対応しているサービス同士なら、MNP予約番号なしで乗り換えられる場合もあります。
初心者におすすめしやすい選び方
はじめて格安SIMを選ぶなら、最初から最安だけを狙うよりも、わかりやすさと安心感を重視するのがおすすめです。
たとえば、次のように考えると選びやすくなります。
- とにかく料金を下げたい:小容量プランを比較
- 通信品質も重視したい:大手キャリア系のオンラインプランを比較
- データをたくさん使いたい:大容量プランや段階制プランを比較
- サブ回線がほしい:基本料金が安いサービスを比較
自分の使い方に合うプランを選ぶことが、失敗しない一番のコツです。
まとめ
格安SIMは、スマホ代を見直したい人にとって有力な選択肢です。
毎月の料金を安くしやすく、使い方に合わせてプランを選べる一方で、サポートや通信速度、キャリアメールの扱いには注意が必要です。
大切なのは、料金だけで決めないことです。
自分のデータ使用量、通話の使い方、スマホの対応状況、サポートの必要性を確認したうえで選べば、格安SIMへの乗り換えで失敗しにくくなります。
まずは現在のスマホ料金とデータ使用量を確認し、自分に合うプランを比較するところから始めてみましょう。


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